従来のODA(政府開発援助)などで行われてきた病院建物の建設や医療機器の輸出、医療従事者の教育といった狭い意味での「医療」に閉じた事業ではなく、「人々が真に幸せになるための医療・技術・経験」と、現地の文化や知恵を掛け合わせ、その国の社会・医療の状況に最適化した「より良く生きて、より良く最期を迎えられる」仕組みを共創します。日本から海外への一方的な進出ではなく、現地の人々と対話を重ねながら、医療の提供や医療者の教育だけでなく、まちづくりにいたるまで包括的にデザインしていくことが私たちの海外事業の強みです。

現在、中央アジアを中心に海外の事業サイトが拡がりをみせており、私たちと一緒に海外で「新しい医療」を創り上げていく仲間を大募集しています。医師、看護師、リハビリなどの医療専門職の他にも医療資格不問の総合職など、幅広い職種で活躍の場が待っています!皆さんのご応募をお待ちしております。

サンライズジャパン病院は、カンボジアの首都プノンペンに2016年に開院した、日本水準の医療を提供する総合病院です。脳神経外科と救急救命を中核に、内科・外科・小児科・健診など幅広い診療科を備え、MRIや血管造影装置などの機器とICUを含む約50床の病床を有しています。日本人医療者とカンボジア人スタッフがチームを組み、質の高い医療とあたたかいケアを提供するとともに、医療人材の育成や市民向け啓発活動にも力を入れています。日本の医療システムを「輸出する」北原グループの基幹拠点として、カンボジアの医療水準向上と社会の発展に貢献しています。

ベトナム事業は、国立ベトドク病院内に「ベトドク−北原高品質リハビリテーション室」を開設し、脳卒中リハビリテーションを導入するところから始まりました。急性期から回復期までの一貫したリハビリ体制の構築や、現地の理学療法士などの育成に取り組むとともに、企業と連携した遠隔リハビリの実証事業や、ハノイ国家大学医科薬科大学の救急救命士教育カリキュラムの立ち上げ支援などを通じて、ベトナム全体のリハビリ・救急医療の質向上をめざしています。今後は現地の文化や価値観に合わせた形でのシニア向けのWell-being事業の展開に取り組んでいきます。

東南アジアで培ったノウハウをもとに、中央アジアでの事業開発にも取り組んでいます。中央アジアでは救命救急医療やリハビリテーションの質向上に対する期待が高まってきています。日本の医療現場で培った“最短で最善”の医療と、カンボジアで磨いた海外での病院運営・人材育成の知見を統合し、現地の皆さまと“持続可能な仕組み”を共創します。今後の北原グループが考える「新しい医療」の展開を見据えて、まずは現地で急性期医療からリハビリテーション、在宅フォローまで一貫した医療を提供できる体制を整備していきます。